モルディブ小学校隊員の日記 〜今日の空振りは明日への素振り〜

青年海外協力隊モルディブ小学校教育隊員の日記です。がんばります。

2019年を振り返って

 2019年も今日で終わりです。去年の反省(?)を生かし、今年の大みそかはマレに残っての年越しです。来年は自分にとっては活動の締めくくりと同時に、新たなスタートの年となります。ということで去年と同様に今年一年を簡単に振り返ろうかなと思います。

 

①1月〜3月

 新年度スタート。やっと体育もクラスごとになり、活動も本格的に始められました。まだまだ手探りでしたが、活動の方向性が見えて充実していましたね。3月にサッカーをしていて足を蹴られ、足の親指が2倍くらいに腫れ上がったのも良い思い出です。

 

②4月〜6月

 何と言ってもデング熱ですね。ラマダン中でマレに上がっていたにも関わらず、ほとんど活動ができず散々迷惑をかけてしまいましたね。何だかんだて調子が戻るまで1ヶ月くらいかかるあたり、さすが「気をつけろ」と言われる病気なだけあるなと思いました。ですが、これも今となっては良い思い出です。

 

③7月〜9月

 この時期はモルディブにきて1番穏やかに活動していたように思います。言い換えるとやることがあんまりない時期でした(笑)

 授業の形もできて、先生たちの指導も安定し、子どもたちも割と落ち着いて楽しそうに授業を受けていました。少なくともこの感じが何年か続いてくれれば来た甲斐があるなぁ、と思うくらい順調に進んでいました。

 日本にもちょっとだけ帰ってリフレッシュしてこれたのも良かったですね。

 

④10月〜12月

 この3ヶ月は学校的にも個人的にもやたらイベントが多い時期でした。

 まずは2本のワークショップ。まずヒマンドゥのワークショップですが、本当に参考になりましたし、他の隊員の姿を見てモチベーションも上がりました。自分の島でのワークショップもやっとできました。たった一回でしたが、ワークショップをする事で授業が変わると言う実感も得ました。

 その他にも学校で色々なイベントかありましたが、イベントが多い=授業時間が取れない、という側面があります。最後の方は授業時間の調整(その場しのぎ)が大変でした。終わるには終わりましたが、来年に向けてたくさん課題が残りました。

 11月後半からマレに上がってからも日モや総会など色々イベントがありました。なかなか機会が少ないのもありますが、他の隊員と一緒に活動するのもやっぱ良いもんだな、と思いました。

 

 

 今年もちょくちょくトラブルがありましたが、振り返ってみるとどっぷりと活動に集中できた1年だったと思います。

 あと一週間ほどしたら任地に戻り、活動を再開しますが、この国で活動できる時間は実質2ヶ月程です。やれるだけのことをやってすっきりした気持ちで日本に帰りたいと思っています。

 

それでは良いお年を!