モルディブ小学校隊員の日記 〜今日の空振りは明日への素振り〜

青年海外協力隊モルディブ小学校教育隊員の日記です。がんばります。

2ヶ月

 モルディブから帰国して2ヶ月が過ぎました。まだ油断はできないものの緊急事態宣言解除も見えて、ひとまず6月から少しずつ授業を始められそうです。思い返すと去年にこの時期はデング熱でげっそりしていました。その時と比べると体重が10kgほど増えました。時が立つのは早いですね。

 

 協力隊としての活動も終了し、このブログをどうしようかと考えていましたが、色々と自分のことを振り返るツールとして今後も続けていこう思います。職業柄ぼやかすことは多くなりますが、多分教育関連のこととか、国際協力関連のことが多くなると思います。職がなくならない程度に(笑)どちらにしろたいした知識はないので、あくまで自分の思いのままに書いていけたらと思ってます。

 

 

 さて、この2ヶ月ですが、新しい職場になり、心機一転新たなスタート…といきたいところでしたが、休校ということで授業はできず、自宅学習を進めるための資料作りを主にやっていました。教員の仕事のほとんどを占める授業がないので、この仕事ではめずらしく定時での出退勤が続いており、ある意味で日本の生活に慣れるリハビリ期間になりました。ただ、モルディブでほとんど授業をせず、早く授業をしたかった自分にとってはフラストレーションがたまる毎日でした。

 僕の職場では、どうしても仕事を休めない家庭の子の一部受け入れ、休校中の課題の配布のための家庭訪問(2週に1回程度。もちろん家庭との合意のもと)をしています。正直なところ個人的にはこれに救われました。いろいろな形があるとは思いますが、相手の顔が見えない中、ましてや新しい職場で子供の顔もわからない中で、少しの時間でも顔を合わせるのとそうでないのは大違いです。もちろんリスクはありますが、それ以上のリターンはあったんじゃないかなと思います。

 

 始めにも書きましたが、宣言解除がされれば、来月から少しずつ授業を始められます。今まで通りとはいきませんし、たくさん課題が残っていますが、とにかく今は楽しみです。会える時間は2ヶ月、もしかしたらそれ以上に短くなってしまうかもしれませんが、その少ない時間を目一杯みんなと一緒に楽しみたいと思います。