カンボジアへ
今年も残すところあと二週間ほど。年間30回の投稿にはあと6回投稿しなくてはなりません。ちょっと頑張ります。
11月いっぱいでマレでの活動も終了し、ゆったりとした日々が続いておりました。時間もあるし、日本に帰ってからはなかなか行けないということで、今月の13日から任国外旅行でタイ、カンボジアに出かけています。
手始めに13日にタイで一泊の後、14日から今日までカンボジアに滞在していました。滞在期間もそんなに長くないので、今回はシェムリアップ周辺のアンコール遺跡群を中心に見てまわることにしました。
アンコールワットに代表されるように、海外旅行では王道中の王道みたいな所で敬遠していた部分はありましたが、さすが有名になるだけあるなぁと感じました。
初日は昼前に到着、ホテルに荷物を置いてからすぐに車両をチャーターして遺跡のほうに向かいました。基本的には遺跡を回るルートは2つあるのですが、時間も時間だったのでそのうち割とマイナーな方を回ってもらうことにしました。
一般に知られているところは少なく、比較的こじんまりしている遺跡が多かったのですが、その分人も少なく、ゆったりと楽しむことができました。
2日目はアンコールワットを含む有名な遺跡を巡るルートを回りました。初日にお願いした運転手さんの勧めでアンコールワットで日の出を見るために5時前にホテル発で昼過ぎにはホテルに戻るというなかなか健康的なスケジュールでしたが、何でこんなに世界中から観光客が集まるのかよく分かりました。思ったよりも整備が行き届いていてジャングルの中にあるっていうイメージと違ったのは観光地あるあるですね。
3日目はラピュタのモデルとも言われている(実際には違うようですが)ベン・メリアと「東洋のモナリザ」とも言われているヒンドゥー教の女神デバターの彫刻で有名なバンテアイ・スレイに行きました。遺跡もですが、移動中に見えるカンボジアならではの田園風景も素晴らしかったです。
ご飯もお酒もとにかく安くてとても過ごしやすい国でした。
いろいろなところを巡る中で、いくつかの観光地でお土産の売り子をしている小学校低学年くらいの子どもが結構いました。他方で同じ時間帯に制服を着て小学校に来ている子どもの姿も見ました。ということはおそらくお小遣い稼ぎというわけではないのでしょう。
カンボジアの学校の制度はよくわかりませんが、小学校の就学率は9割を超えているそうです。ただ、こういった様子が見られるということは実態は少し違うのかもしれません。
数十年にわたる政治の混乱の影響もあり、カンボジアは東南アジアの中でも最も貧しい国だそうです。表向きには感じのいい人ばかりでのどかな国だなぁと思いましたが、まだまだ大きな課題がたくさん残っている国の一つなんだろうなと思いました。こういう国にこそ日本の支援をガンガン入れていく必要がありますね。金銭的にも人的にも。