モルディブ小学校隊員の日記 〜今日の空振りは明日への素振り〜

青年海外協力隊モルディブ小学校教育隊員の日記です。がんばります。

クダフヴァトゥ島

 クダフヴァトゥ島に来て約10日、イード(犠牲祭)入りということで活動はまだまだ始まっていて始まっていないような日々が続いております。それでも何となくですが少しずつ島の雰囲気も分かってきたので今回はこの島のことについて紹介したいなと思います。

 

 僕が今滞在しているクダフヴァトゥ島はモルディブの数ある環礁のひとつ、ダール環礁のキャピタル島(日本でいう県庁所在地のようなところ)です。

 人口は2500人ほどで、数少ない病院や警察署などが揃っている島(島によっては警察官がいない島があったりします。)です。学校も大きく幼稚園からgrade12(高校)までが一緒の校舎で午前と午後に分かれて授業をしています。ちなみに小学生は午後からで終わるのは6時。日本だと防犯の面も考えると厳しそうですね。ただ、この国の地方島はそれでも平気なくらい夜も安全です。ほとんどが顔見知りですからね。

 この島でもサッカーは人気らしく、学校では中学生のサッカー大会がありました。出場選手はもちろん周りで見ていた女の子達もキャーキャー言いながら応援していました。

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 この島は環礁の中心島であるために整備が進んでいます。

 去年できた空港は言わずもがな、道路はメインの通りは舗装されていてまだまだ綺麗です。最近できたというお店もありこれからさらに増えていくとのこと。青空ジムなんかもありました笑

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 整備の具合を見た感じ、ここ5年くらいにできたのかな、という様子でとにかく色々なものが新しいですし、新しくなっていってます。日本食が一切手に入らない以外ほとんど問題なく過ごせます。

 

 ただ一方で、もともとあったであろう島の自然は切り取られていっているようです。空港は埋め立て、ビーチも人工ビーチ、海はほとんど開発が進んでいないところに比べると少し透明度が低いです(それでも綺麗なところは十分綺麗ですが)。

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 あとこの国全体の問題でもありますが、ゴミはほとんど全て焼却して埋めてます。住民がいる島はほとんどこんな感じなんじゃないかなと思います。ただコストを考えると現状これしか方法がないのも事実。これについてはまた改めて書きたいと思います。

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ちなみにこの写真を撮っているときにゴミの山から何かが煙と共に破裂する音が聞こえてきました。多分スプレー缶か何かがあったのでしょう。

 

 島の人達は僕のことを知っていれば気さくに話しかけてきてくれます。ただ外国人がほとんど来ない土地柄のせいかよく通りすがりの人にじっと見つめられます笑。ただその時挨拶をすれば微笑み返してくれます笑。

 子どもはみんなフレンドリーです。この辺は学校の先生として行くアドバンテージだなぁと思います。

 まだまだ知らないことだらけですが早く馴染めるように頑張りたいと思っています。

 それと明日はイードということでたくさんイベントがあるそうなので楽しみたいと思います。