スコータイへ
今回の任国外旅行も折り返して17日よりタイにいます。昨日から今日にかけては北部のスコータイに滞在していました。
スコータイは13世紀頃にタイ最初の王朝であるスコータイ王朝が開かれた所です。現在この王朝時代の寺院群が世界遺産に指定されています。
この王朝の3代目のラムカームヘン王はタイ文字を考案した王とされ、タイ史上最高の王の1人とも言われているそうです。日本は鎌倉時代から室町時代頃ですかね。
ちなみに先日行ったカンボジアのアンコール王朝から独立する形で建国されています。こういう繋がりも面白いですね。
同じようにタイのかつての王朝跡として世界遺産に指定されているアユタヤに比べると、首都バンコクからのアクセスのしにくさ(空路で1時間orバスで6時間)、規模の小ささから割とマイナーな観光地です。
ただ個人的にはアユタヤよりおすすめできるスポットでした。
まず空港が良い感じです。出入口がほぼ直通です。しかもなぜか空港の横にシマウマやキリンがいます。
乗り入れている航空会社が一つしかなく、ほぼ観光での利用しかないため、こういった配置になっているのでしょう。潔いですね。
空港からロットゥーで約40分程、遺跡の密集しているスコータイ旧市街に着きます。
主な観光スポットが密集しているので、今回は自転車を借りてまわりました。
ここは戦争によって滅んだ国ではないためかアユタヤに比べて状態の良い遺跡が多いのが特徴です。高さ15m超の座仏(奈良の大仏より大きいようです)など、見応えのある遺跡もありました。
遊行仏という片足をちょこっと上げている仏像が見られるのもこの遺跡の特徴です。こういう形の仏像はスコータイ周辺でしか見られない独自のものだそうです。
何よりマイナーなおかげで観光客が少ないのが素晴らしいです(笑)
人がいるといっても現地の子どもが遊び場にしている(さすがに追いかけっことかはしていません)か、大人がランニングをしているかくらいで、本当にのどかな田舎の公園という風情でした。ただ野良犬に追っかけられた時は気が気ではありませんでしたが(笑)
今回の旅行は人が多い所に滞在するのがほとんどだったので、1泊2日という短い滞在でしたが、ピクニック気分で過ごせたので、ほっと一息つけました。今度はもっと長くいても良いかもしれません。