モルディブ小学校隊員の日記 〜今日の空振りは明日への素振り〜

青年海外協力隊モルディブ小学校教育隊員の日記です。がんばります。

あれから1年②

今日でモルディブに来てからちょうど1年です。振り返ってみれば色々ありつつも、よくここまで過ごせてこられたなと感じています。いろいろな人の助けがあってこそですね。

 

 

 毎度スタートを切っている気がしますが、初心忘るべからずということで、何で協力隊に参加したのかということを振り返ってみたいと思います。

 

 

①海外で生活してみたかった

 もともと中学、高校あたりからなんとなく海外で生活してみたいと思っていました。実は大学の時に留学も勧められましたが、断りました。語学留学には全く興味がなく、特に学びたいことがないのにわざわざ海外に行く必要性を感じなかったからです。その時は早く小学校の教師になりたいって思いの方が強かったこともあります。

 そうなると、仕事かボランティアで海外に行って生活するという選択肢しか当時の僕にはありませんでした。教育実習の担当教官の先生が以前日本人学校で働いていたというのを聞いていたのも大きかったと思います。

 あとは、日本の冬が寒くて1年中暑いところに移住したいというのもありました(笑)

 

②おもしろそうだと思った

 ①でも書きましたが、教師として海外に行く選択肢として「海外日本人学校」「青年海外協力隊」の二つが候補にありました。給料や既婚者かどうかなど決める条件は色々とありましたが、「どうせ行くなら日本人が1人もいないところに行ったほうがおもしろそう」ということで、協力隊に応募することにしました。まさか本当に日本人が一人もいない、他の日本人に会おうと思ってもめったに会いに行けない小島に赴任することになるとはね。

 

③一旦日本の学校から離れたかった

 これは別にもといた学校が嫌だったとかではありません(笑)協力隊に来ていなかったらまだ同じ学校にいた可能性もあります。1校のみでしたが日本での7年弱の教員生活は大変なこともありましたが面白かったです。居心地もよかったですしね。

 ただ、そもそも僕は割と飽きっぽく、学生時代の時から教師の仕事に就いたとしても約40年もずっと続けるのは無理だろうと思っていました。教育現場から離れるつもりはありませんでしたが、絶対に途中でインターバルが必要だなと。一度日本の教育現場を離れることで見えるものもあると思っていましたしね。そのインターバルの第一弾が今回の協力隊への参加です。実際、良い息抜きにもなっているし、良い刺激にもなって、また日本でやろうというモチベーションが高まりました。

 

 

もちろん国際貢献ということもないわけではないのですが、こうして振り返ってみると、大した理由もなく、わりと自分勝手な理由でモルディブまで来てしまったことが分かります(笑)

 

 

こんなふわふわした自分ですが、訓練を終えて、モルディブに来てから1年経った今、全く後悔はありませんし、国際貢献についても考えるようになりました。

 

せっかくのこのボランティアの期間、もっと楽しんでいこうと思っています。