モルディブ小学校隊員の日記 〜今日の空振りは明日への素振り〜

青年海外協力隊モルディブ小学校教育隊員の日記です。がんばります。

楽しみながら

 いつの間にか1月も今週で終わり、残り日数もそろそろ50日を切ろうとしています。早い。

 

 

 一昨日、今年度1回目の体育のワークショップをやりました。先週開催の予定が今週に延期になったのはいつも通りですが、割と早くできたので良かったです。

 

 先日の記事でも触れた通り、小学校全クラスの担任が体育を担当することになり、とにかく体育授業の進め方を知ってもらう、と言うのがワークショップの目的です。

 

今回は企画のところから体育専科の先生に協力してもらい一緒に内容を考えていきました。

 ワークショップの流れは前回同様、前半は教室で体育の流れの説明や指導資料の使い方の紹介、後半は外に出て実技を通して、授業の進め方、いくつかの活動の進め方やポイントを伝えました。

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 半分以上の先生は体育の指導未経験、それどころか自身が体育の授業を受けたことのない先生もいる中、とりあえず最低限「準備運動→活動→クールダウン」の流れをつかんでもらえたんじゃないかなと思います。

 体育の授業のイメージがもてない中、活動を充分進めるのはなかなか難しいと思いますが、少なくともモルディブの体育が陥りやすい「ボールだけ渡して終わり」という状況にはならないでしょう。授業の形さえできれば中身はあとからでもどうにでもなりますからね。

 

 外での活動では自分が担当したのは準備運動や並ばせ方くらいで、メインの活動についてはほぼ体育専科の先生にお願いしました。

 自分の学校だけということもありますが、どの先生も割と楽しんで活動に参加してくれていました。体育の指導というところまではいきませんでしたが、活動を体験するだけでも随分違うと思います。あくまで今後の授業次第ですが、ある程度ワークショップの目的は果たせたんじゃないかなと思います。 

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 今回のワークショップは前回の反省を生かし、校長を始めとして、立場が上の先生に各担任に呼びかけてもらう形で連絡をしました。結果的に幼稚園、小学校の担任、さらに低・中・高学年のリーディングティーチャーも含めて全部で30人弱、体育に関わるほとんどの先生たちに参加してもらえました。根回しって大事ですね(笑い)

 それと今回は参加する先生たちにとっても必要感のあるタイミングでできたのも良かったのかなと、思いました。その辺のニーズを把握するのも大切ですね。今更気付いたのかって感じですが。

 

 今後はもう少し複雑なゲーム形式の活動を体験してもらう時間を作れたらな、と思っています。時間は少ないので厳選していかなければいけませんが、少しでも役に立ててもらえればうれしいですね。