モルディブ小学校隊員の日記 〜今日の空振りは明日への素振り〜

青年海外協力隊モルディブ小学校教育隊員の日記です。がんばります。

フェードアウト

 先週から新学期が始まり、各クラスの授業も進んでおります。

 6時半出勤も慣れてしまえば楽なもんで、早起きする分1日が伸びた気がしてお得な感じもします。さらに日本に帰ってからの生活リズムの面でのリハーサルにもなって一石二鳥です。

 

 

 先週から体育の授業も続々と始まっています。時間割の調整前なので時間によってはカオスですが、一応どのクラスも体育をやっています。

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 新学期2日目に新1年生と新2年生の体育の授業に続けて入る時間ががありました。

 校長からは既に「今年の授業は全て担任が進めるように」とくぎを刺されていたので、担任の先生には多少のアドバイスをしつつ授業を眺めていました。

 1年生は小学生になってわずか2日目ということで並んだり、話を聞いたりするのだけでも一苦労で、しばらくは大変だなぁ、という感じです。こちらもある程度は授業に関わっていく必要を感じました。

 ただ、勝手に動き回りはせず比較的落ち着いているし、担任の先生も力のある方なので、ルールさえ理解すれば大丈夫でしょう。むしろ1年生の最初はこういうものだと思います。日本の小学校だって大して変わりません。

 

 そのあとの2年生がきたのですが、2か月のブランク(?)があるにもかかわらず、先生の指示を聞いてサッと並んだり、動いたりで初回にもかかわらずしっかりと体育の授業を受けていました。最早自分が入る必要はありませんでした。

 新2年生も去年の今頃は並べるようになるまで数週間、それどころか子どもによっては1ヶ月以上かかりました。

 ですが、1年継続した成果が新入生と比べることでやっと目に見えてわかりました。継続は力なりです。

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 ここからはボランティアが完全に離れても良い、むしろ離れたほうが良いクラスがどんどん増えていくと思います。多分。

 自分が参加できる体育の授業は各クラス6・7回程です。この間に全てのクラスの担任が「ボランティアはもう必要ない」と思ってくれたらもう思い残すことはありません。あくまで1~3年のクラスだけですが。

 

 

 今週は小学校のクラス担任を対象とした体育ワークショップを体育専科の先生と一緒に開催する予定です。長い時間ではありませんが、とりあえず授業の形だけでも知ってもらえたら、と思っています。

 

 今は思ったよりもたくさん活動していますが、どんどん仕事を減らしていきたいですね。