さよならデング熱
ラマダンも終わり今週からいよいよ後期が始まりました。学期丸ごと過ごせるのは今期が最後、ということで張り切って活動をしていこう!と元気に過ごしております...と言いたいところなのですが、実はまだマレにいます。
前の記事から約2週間、体調もだんだん良くなり、ほぼいつも通り、おいしいものも食べたし、飛行機も予約したし、あとは戻るだけ、というところで待ったがかかりました。
実は退院した後に経過観察ということで6月の頭に血液検査をしました。デングに罹ると肝機能が下がるらしく、その数値を調べてもらったのです。結果としては正常値ではないけれど良くなってきているということで、JICAのモルディブ担当の健康観察員の方(スリランカにいます)からは、このままいけば問題ないだろうと言われました。しかし、日本のJICAの感染症担当のドクターからまさかのストップが。
やはり肝機能の数値が通常より低いので、念のためもう一回検査をして欲しいとのこと。ということで、再び病院に行くことになりました。
この検査(血液検査と腹部エコー)を行ったのが6月6日。もともと8日に帰る予定でしたが、そこには間に合わずとりあえず1週間先延ばしにすることに。検査結果自体は特に問題なく、モルディブのドクターにはもう普通の活動をしてもいいと言われ一安心。しかし、日本のドクターのGOサインが出ないと島には戻れません。当初は週が明けて2日目の月曜に確認を取り次第、島に帰れるはずが、なぜか日本のドクターに連絡がつかず(連絡はモルディブの調整委員の方にしてもらっていました)。
ようやく火曜にOKがでましたが、日曜始まりの週の半分が過ぎてしまい、いまさら予約しなおすのも何だかなぁ、ということで週末までマレに滞在することになってしまいました。
他の隊員がワークショップなどで頑張っている姿に刺激を受けたり、中間報告で自分の活動を振り返ったりして、「よしやるぞ!」とやる気に満ちたところでの1週間のマレ滞在の延長。出鼻をくじかれ、ダラダラしてしまいました。ただ、ようやく帰る日も決まり、もう一度気持ちを入れなおしてこの文を書いています。自戒を込めて。
ただ、日本のドクターから指示されていた検査でキットが国内になく、国外から取り寄せなければならないため、あと10日程あとに検査結果を控えているものがあります。この結果いかんによっては再びマレに上がらなくてはならない可能性もあるとのこと。おそらくほぼ大丈夫だとは思いますが、良い結果が出ることを祈るばかりです。
せっかくなので、あと数日の首都滞在、特にやれることはありませんが楽しもうと思っています。