イベントウィーク
ここ1週間程、年度末に追い込みをかけるように(こちらは年度末ではありませんが)行事が続いております。
土曜日にはTraffic monitors の就任式。詳しくはわかりませんが、Traffic monitorsは3~40人ほどの子どもたちが交通整理をする役を務めるものらしく、島の警察署の職員も来て就任式を行いました。
続いて週明けの日曜日には学校創立35周年の式典がありました。
まず朝の6時半から35周年記念の集会。今年から新デザインになった制服を着ての集会は、最初は静かでしたが、途中でのドローンの乱入に幼稚園、低学年の子たちは目と心を奪われ、しっちゃかめっちゃかになってしまいました。大体30分ほどの集会でしたが、小さい子にとっては少し長かったかもしれませんね。
その後は学校の向かいのグラウンドへ移動して35周年を記念しての全校児童・生徒・教師による人文字の撮影。実は先程のドローンはこれを撮るために待機していたようですね。
全員合わせると800人を超える人数での人文字ですが空から見るとそんなに多く見えないのは面白いですね。
撮影終了後35周年の横断幕を先頭に島の一部を練り歩きました。800人で。見物人はほとんどおらず、こちらもどうしてやるのかはよくわかりませんが、島の約3分の1の人が行列になって動くのはなかなか壮観でした。きっと江戸時代の大名行列はこんな感じだったのでしょう。
式典はこれで終わりですが、夕方には35周年記念のパーティーがありました。パーティーと言っても、飲み物とヘディカをそれぞれ好きに食べておしゃべりするくらいですが、子ども、先生、保護者など学校関係者が入れ代わり立ち代わりで、とにかく賑やかでした。パーティー中盤から希望者がステージにて歌などを披露。その場での募集にも関わらず、結構たくさんの子どもたちが参加。日本じゃこうはいかないだろうなぁ(笑)
特にあいさつもなく満足したら帰りたいときに帰っていくというゆる~い感じのパーティーでした。
さらに中1日を空けての火曜は島外から講師を招いての研修会がありました。1日がかりのため学校は休み。研修内容は学校におけるICTの活用についてと、一つの軸となる活動を決めて、様々な教科をそれに向かって配置していくという教育方法についてのワークショップでした。残念ながら全編ディベヒ語だったため、英語の資料と、わずかにわかる単語から内容を推量しながらの参加となりました。講演だったり、学年ごとの話合いだったりしたので、いちいち内容を翻訳してもらうわけにもいかず、なかなかきつい時間でした(笑)
このイベントウィークはまだ終わらず今日の夜には新校長(実は約1年間校長不在でした)の就任セレモニーがあります。
ちなみに大体の行事のたびに、それに向けての職員ミーティングが夜にあります。ここの国の人は朝早いのに、夜型なのです。それとミーティングしていても基本行き当たりばったりなので準備にかなり時間がかかります。
それはそれとして、各行事に対する先生たちの並々ならぬやる気は感じています。きっとこういうお祭りごとが好きなんでしょうね。
今年もまだまだたくさんイベントがあるようなので楽しんでいきたいと思います。
ちなみにもっときれいな写真や、航空写真はDhaal Atoll Education Centre のfacebook アカウントにたくさんありますのでよかったらご覧ください。