モルディブ小学校隊員の日記 〜今日の空振りは明日への素振り〜

青年海外協力隊モルディブ小学校教育隊員の日記です。がんばります。

ちょっと帰国

 先週から後期後半がスタートしました。案の定、どのクラスも予定より授業の進度が遅れていますが、スケジュールを立て直し、何とか当初計画していた内容は最後までできそうです。無理やり感はありますが。

 

 

 学期休みを利用して8月の終わりから1週間程日本に帰国していました。モルディブ赴任当初はまったく帰るつもりはなかった(そもそも派遣中に日本に帰れることも知らなかった)のですが、思っていたより時間に余裕があったので約15か月ぶりに戻ることにしました。

 帰国の主な目的は、久々に家族や友達、知り合いに会うこと、ご飯とお酒を体内に補給することでした。ほぼ目標は達成できたかなと思っています(笑)。

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 まず、久しぶりに家族に会ったわけですが、これまで一人暮らしをしていた時も実家に日帰りで帰れる範囲内にいたので、今回初めて「実家に帰省する」という感覚がありました。相変わらず元気にしているようで安心しました。デング熱のことで少しけんかになりましたが(笑)。連絡はこまめにとっておいたほうがいいですね。

 

 他にもあまりたくさんではありませんが、何人か友達や知り合いと会いました。自分がある意味時間が止まっているような立場にいることもあって、色々話を聞いていると何か少し置いていかれているような気がしました。

 今住んでいる場所が場所だけにまさに浦島太郎状態でしたね。身体がボロボロになりつつあるあたり近しいものを感じます。

 それでも久しぶりに会えると嬉しいもんですね。忙しい中時間を割いてくれたのもありがたかったです。

  

 もう一つのめあてのご飯とお酒は、帰国直後の空港から飛ばしすぎて、おなかの調子がすぐれず、あまりたくさんは飲み食いできませんでした。それでも十分満足できましたが。やっぱり日本のご飯は身体に合っている気がします。

 

 

 ただ1年以上モルディブにいただけあってだいぶ毒されているようで、帰国直後に感じるアウェイ感がすごかったです。動く全てのものが何か速いし、建物は迫ってくるしで。それと、すべての待ち合わせ時間に遅れていきました。赴任前はそんなことはほぼなかったのに。毒されてます。

 日本から島に戻ってきた時には実家のような安心感がありました。本当に住めば都ですね。

 

 

帰省というにはちょっと短い滞在期間でしたが、充分リフレッシュすることができました。もうよっぽどのことがない限り派遣終了まで日本に帰ることはないでしょう。いいタイミングでいい長さの帰国でした。