モルディブの食事
ケヨドゥー島に来てから20日、この島での語学訓練もあと10日余りとなりました。島での生活もだいぶ慣れてきたところでお別れになってしまうのは寂しいですが、こればかりは仕方がないことです。
一般的に海外に住むとなると気になるのは「食事は大丈夫なのか」ということだと思います。今回はモルディブの食事事情について書いていきたいと思います。
モルディブの一般家庭での食事は大体「辛い」「カレー味」「魚味」のどれか、もしくはそれぞれの組み合わせに分類できるんじゃないかな、と思います。
基本的に1日3食というところは日本と変わらないと思います。
朝は主食としてロシ(薄いナンのような食べ物)におかずをつけて食べます。現地の人にとってはあまり「朝ごはん」という感覚はなく、お茶をするという感じに近いんじゃないかなと思います。ということで、朝は必ず甘い紅茶が出てきます。
昼と夜はご飯とおかずが出てきます。基本的には昼と夜は同じ味のカレーやおかずが出てくる感じです。カレーはカボチャカレーだったりパンの実(甘さを抑えて少し粘り気が高いサツマイモのような味。美味しい!)カレーだったりで、ほぼ毎日違った味のカレーが出てきます。
ちなみに金曜日は特別な日とのことで、いつもと違う料理が出てきます。ちなみにホームステイ先の家では毎週必ず鶏肉が出てきます。
食後はフォー(正確な名前はあやふやです)という木の実をスライスしたものを葉っぱやカランフ(辛い何か)と一緒に口直しに食べます。木の皮を噛んでいるような感じで最初は戸惑いましたが、今は割と普通に食べています。慣れってすごいですね。
あと忘れてはいけないのは夕方ごろのお茶の時間。現地の人はこの時間をすごく大事(楽しみ?)にしているようで、毎日夕方ごろになると「サーボイフィンタ(お茶はしたか)?」ということを聞かれます。
お茶の時間にはやはり甘い紅茶やコーヒーなどと、ヘディカというおやつが出てきます。ヘディカは甘いか辛いのどちらかに分かれますが、いずれにしても美味しいものばかりです。
現地の人は、もちろん家で取る人もいますが、結構な数の人がホタ(喫茶店)に集まってきてお茶をしてます。5時前後ですが不思議なくらい大人が沢山います。
日が沈む前のこのゆったりとした時間もモルディブの魅力です。
今度機会があればカレーの紹介もできたらなと思います。