モルディブ小学校隊員の日記 〜今日の空振りは明日への素振り〜

青年海外協力隊モルディブ小学校教育隊員の日記です。がんばります。

半年

 いつの間にやらですが、モルディブでの活動期間も残り半年を切りました。「一年!一年!」と書いていたのがつい最近な気がしますが、慣れれば慣れるほど時間は早く過ぎていきます。

 

 休み前は色々やろうと動いていたものの、実は最近までほぼストップしていました。というのも、二回の休みを経たことにより、いつも通り忘れ去られ、さらにここに来て体育の授業時間が大きく変わり、そちらにウェイトを置かざるを得ない状況になったからです。行事も相変わらず多い。

 かと思えば今週に入って改めて相談したところ具体的に日にちが決まったものもあり、なすがままで進めています。もうこの感じにもだいぶ慣れました(笑)

 

 

 半年と言っても授業があるのは今年はあとひと月と半分程。来年は2ヶ月のみです。授業回数にすると1クラスあたり15回前後です。もうばっちり終わりが見えてきています。

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来た頃からずっと作っている新校舎。果たして自分が帰るまでに完成するのだろうか



 一つずつの授業を見てみれば少しずつ確実に良い方向に進んでいると感じています。ですが、残っている課題は数多くあり、時間の関係上自分がいる間に解決することができないものもでてきています。

 ただ一番大切なのは「継続できるかどうか」ということは変わりません。今年の始めに渡したレッスンプランの冊子をなくした先生もいて今後の先行きが不安ですが、どんな形であろうと半年後からは現地の先生だけで進めていかなくてはなりません。

 

 

 新しいことをやって欲しいという学校からの要望もありますが、自分が島を出る時に「もういなくても大丈夫だ」と言ってもらえるよう活動を取捨選択しつつ進めていきたいと思います。自分が必要なくなるために活動するというのは何か不思議な感じがしますけどね。